新着情報
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2026.02.17 【2025年度版】起業にかかる費用と収入の実態|日本政策金融公庫の調査データから読み解く副業起業の可能性
日本政策金融公庫の最新調査(2026年2月公表)を基に、現代の起業スタイルの実態を読み解きます。 この記事で分かること: 起業にかかる費用の実態(ゼロ円起業は本当か) 副業から始める起業(パートタイム起業家)の可能性 起業後の収入・月商の実態(黒字基調の本当の意味) 「起業にどれくらい費用がかかるのか」「副業から始められるのか」「収入はどのくらい見込めるのか」——起業を検討する多くの方が抱えるこの疑問を考えるうえで、日本政策金融公庫が2026年2月10日に発表した「2025年度起業と起業意識に関する調査」は重要なヒントを提供しています。ただし、調査の特性上、あくまで傾向を把握するための参考情報
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2026.02.17 名古屋市の創業融資が2.4倍に拡大?!令和8年度「新事業創出資金」12億円増額の意味と活用法
名古屋市の令和8年度(2026年度)予算案で、創業者向け融資制度「新事業創出資金」の預託金が前年度の5億円から12億円へ急増しました。融資目標額にして24億円分の枠が用意される見通しです。 背景には、2024年11月に就任した広沢一郎新市長による初の本格予算編成で、創業支援が重点配分されたことがあるとみられます。 本記事では、融資相談実績200件以上の税理士・佐治英樹が、この急増の意味、制度の仕組み、そして創業を検討している方が今とるべきアクションを解説します。 注意 本予算案は2026年2月時点の草案であり、議会承認を経て確定します。 名古屋市の創業融資予算が2.4倍に急増――何が起きている
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2026.01.26 大企業の不祥事は「対岸の火事」ではない。東証事例集から学ぶ、融資に強い「信用の基礎」
創業期の「仕組み(内部統制)」は、単なるルール作りではありません。それは、金融機関から「お金を預けても安全だ」と信頼されるための、最強の「信用資産」になります。 2026年1月、東京証券取引所(東証)グループから、ある一冊のハンドブックが公表されました。上場企業の不祥事事例を集め、その原因と対策を体系化した資料です。 「東証? 上場企業の話でしょ? うちみたいな創業期の会社には関係ないよ」 そう思われるかもしれません。しかし、融資や資金調達を支援する私の立場から見ると、この資料はまったく別の意味を持って見えてきます。 これは、単なる大企業の反省文集ではありません。銀行や投資家といった「資金の出
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2026.01.05 SyncMOFはなぜ「技術」を残せたのか?民事再生とダイセキへの事業譲渡に見る「修復的成功」
SyncMOFという「法人」は区切りを迎えるが、培われたMOF技術や装置、そして専門人材は「ダイセキ」という新たな器へと引き継がれる。 名古屋大学発の MOF(Metal-Organic Framework)スタートアップ・SyncMOF は、黒字経営と(のちにノーベル化学賞でも評価された)MOFという基盤技術領域で事業化に挑んでいた。STATION Ai や大阪・関西万博への出展など、地域を代表する存在として注目を集めていました。 しかし 2025 年、同社は民事再生手続に入り、その後、環境リサイクル企業のダイセキが MOF 事業の譲受に向けて動き出します。会社としての SyncMOF は区
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2025.12.15 税務調査のAI化で、資料の作り方まで変わった?
国税庁のAI税務調査本格化に伴い、経営者が取るべき対策をまとめた解説図です。「いつでも説明できる、整った会計」の重要性と、それを実現するための具体的な「4つのルール」を図解しています。 ここ数年、国税庁の公表資料を追いかけていると、はっきり分かる変化があります。税務調査の数字だけでなく、「見せ方」まで急激にアップデートされていることです。 令和6事務年度の「法人税等の調査事績の概要」では、冒頭でこう書かれています。 「令和6事務年度においては、AIも活用しながら、あらゆる機会を通じて収集した資料情報等や申告書の分析・検討を行うことにより、調査必要度の高い法人を的確に抽出し、実地調査を実施しまし
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2025.10.27 居抜き承継は「名車選び」⁉ 3年後も輝くためのプロの点検ガイド
夜明け前の道に停まる車と、手にしたキーのシルエット これまで1,000件以上の創業相談をうけてきた税理士の佐治です。「このお店、なんだか輝いて見える…」――その感覚は、ガレージの奥に眠る一台の名車を見つけた時の高揚感に似ています。しかし同時に、「自分に乗りこなせるだろうか?」という不安もよぎるはずです。この記事では、営業中の店を引き継ぐ「承継型居抜き」を、この「名車選び」という一つの視点で貫き、解説します。ゴールは誰よりも速く走り出すことではなく、その輝きを失うことなく、3年以上、未来へと走り続けること。そのために、この地図を使って一緒に旅を始めましょう。 名車の価値を見抜く6つの専門チェック
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2025.10.27 「継業」という、もう一つの起業。ゼロからじゃない、愛された店の物語を引き継ぐ新しい働き方
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2025.10.04 名古屋の創業融資【2025年版】公庫と保証協会の違いは?PayPay銀行の現状も解説
名古屋の創業融資【2025年版】公庫と保証協会の違いは? これまで1,000件以上の創業相談を受けてきた税理士の佐治英樹が、名古屋で小売業や無店舗サービス業を始めた方向けに「信用保証協会付き融資」を日本一やさしく解説します。 「来店不要・24時間申込OK」でPayPay銀行のオンライン融資が最近話題となっています。とても魅力的ですが、現時点では「東京都内に事業所がある事業者」が対象です。そのため、名古屋市内だけで事業を営む方は、残念ながら実質的に利用できません。(※例外として、名古屋の法人でも東京都内に支店や営業所がある場合は相談の余地があります。) 「じゃあ、名古屋の自分には関係ないのか…」
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2025.10.04 ストックオプション政策の「利用促進」と「適正化」:2つの流れを経営判断に変える思考法
巨大なダムが力強く放水している様子 【結論】ストックオプション(SO)を巡る国の動きは、守り(適正な税務・ガバナンス)を固めた経営者だけが、攻め(強力な人材獲得ツール)の果実を得られる、という明確なメッセージです。 多くの経営者が「調査の厳格化」に不安を感じる一方、「制度の拡充」というチャンスを見逃しています。この2つは矛盾ではなく、「利用促進」と「適正化」という政策の両輪です。 本記事では、この状況を整理し、あなたが経営者として、守りを確実にこなし、攻めの戦略を最大化するための具体的なアクションを明確にします。 これまで1,000件以上の創業相談を受けてきた税理士の佐治英樹が解説します。 何
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2025.10.04 OpenAIが2025年に「非営利+PBC」の二層構造を完成させた理由 – 米国デラウェア州に残りつつ、Microsoft27%を受け入れた背景と日本での再現方法
OpenAIが採用した「非営利+PBC」二層構造のイメージ(2025年10月時点) ※この記事は2025年10月28日に実行されたOpenAIの再資本化・組織再編に関する米カリフォルニア州および米国デラウェア州(以下「デラウェア州」)の司法長官の「異議なし(non-objection)」公表、および主要メディア報道に基づいています。両州が一定の条件付きで異議を出さなかったため、この再編が実行できたという順番です。今後の追加開示によって内容が更新される可能性があります。 2025年10月28日、OpenAIは長く準備してきた組織再編と再資本化をついに実行しました。ポイントはとてもシンプルで、 上



















