創業融資専門家コラム
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2025.02.07 名古屋市で小規模事業者持続化補助金(創業型)を受けるには?
名古屋市で創業を目指す皆さまへ 名古屋市で創業を目指す皆さま、資金調達や手続きの複雑さに不安を感じていませんか?特に、補助金や支援制度は多岐にわたり、市町村ごとに認定方法が異なるため、何から始めれば良いのか迷われることも多いでしょう。本記事では、「小規模事業者持続化補助金(創業型)」と名古屋市における「特定創業支援等事業」について、手続きの流れや注意点をわかりやすく解説します。これを読めば、必要な準備をスムーズに進めることができます。 ※2025年2月14日追記 小規模事業者持続化補助金(創業型)は国の補助金であり、特定創業支援等事業は名古屋市の計画に位置付けられている点について、補足させてい
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2025.01.30 広告費、本当に効果ある? 冷静に判断するための「期をまたぐ」投資対効果
広告費、本当に効果ある? サブスクリプション型のビジネスを始めたけれど、広告費を投入しても売上がぱっと上がらず、もやもやしていませんか?毎月の費用は増えているのに、将来の成果が見えづらいと不安になるかもしれません。この記事をお読みいただくことで、投資と収益のタイミングがずれる理由や、費用対効果を長期的に見極めるための管理会計の活用ポイントがわかります! サブスクの売上と投資対効果 サブスクの売上は、ある日突然大きく伸びるというより、顧客が長く契約を続けてくれることで積み上がっていく傾向があります。このとき、広告費などの投資対効果は「今期だけ」では十分に測定できません。なぜなら、広
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2025.01.20 2025年度の創業融資、どうなる?:日本政策金融公庫の動向を徹底解説
「2025(令和7)年度の創業に向けて、資金調達の準備は進んでいますか?」 起業における資金調達は、最初の大きな壁です。特に創業期は、日本政策金融公庫の融資制度が重要な選択肢となります。2024(令和6)年度には、制度の拡充がありましたが、2025(令和7)年度にはさらなる変化が見込まれます。 本記事では、日本政策金融公庫の支援策の最新トレンドを解説します。2025年度以降を見据えた融資戦略のヒントを掴みましょう。(参考ブログ:【2024年4月最新版】拡充された創業融資制度のご紹介) 日本政策金融公庫の支援策:近年の主な変化 日本政策金融公庫は、起業支援を強化しており、令和2年度
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2025.01.14 融資審査を突破する!説得力のある売上予測の立て方
売上予測モデルの基本から応用 創業をお考えの皆さん、融資審査で最も重要な要素の一つが、正確で説得力のある売上予測です。金融機関は、あなたの事業計画における売上見通しを厳しくチェックし、返済能力を評価します。この売上予測が甘いと、融資を受けられないばかりか、事業開始後の経営にも大きな影響を与えます。 この記事では、創業融資を成功に導くための売上予測モデルを徹底解説します。基本モデルから、事業構造を深く理解する4要素モデルまで、ステップごとに分かりやすくご説明します! まずはここから!基本の売上予測モデル 売上予測の基本は、『客数×客単価(×営業日数)』です。まずはこの基本モデルから
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2025.01.09 OpenAIが示す新たな道筋:パブリック・ベネフィット・コーポレーション(PBC)とは?
Public Benefit Corporation(PBC)パブリック・ベネフィット・コーポレーションとは 革新的なAI技術で世界をリードするOpenAIが、組織構造を大きく変え、パブリック・ベネフィット・コーポレーション(PBC)という法人形態への移行計画を発表し、話題を呼んでいます。私たちの生活に大きな変化をもたらしてきたOpenAIが、なぜ今、PBCという道を選んだのか? そして、この選択が私たちにもたらす意味とは? 本記事では、PBCとは何か、日本に導入される場合の課題やメリット、そして起業における未来の可能性を分かりやすくご紹介します。 パブリック・ベネフィット・コー
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2025.01.06 中小企業とDXの現状:頼られる税理士の役割
中小企業とDXの現状:頼られる税理士の役割 現代の中小企業にとって、デジタルトランスフォーメーション(DX)は単なる流行語ではなく、生き残りをかけた挑戦です。人手不足や情報不足による生産性の低迷、デジタル化の遅れによる競争力の低下といった問題は、事業の成長を阻害する大きな要因となっています。こうした状況下でDXによる業務効率化やデータ活用は、生産性向上と競争力強化の鍵です。 また、中小企業がDXを推進することは、地域経済の活性化にも大きく貢献します。人口減少や高齢化が進む中で、限られた労働力を最大限に活かし、急激に変化するグローバル市場で生き残るためにも、DXによる生産性向上は避
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2024.12.19 税務の未来はAIで変わる!国税庁と企業の最新活用事例を徹底解説
AIを活用する税務専門家のイメージ:最新技術と専門知識を融合 「税務調査」という言葉を聞くと、少しドキッとしませんか?もしかしたら、「自分には関係ない」と思っている方もいるかもしれません。しかし、今、税務の世界はAI(人工知能)によって大きく変わろうとしています。国税庁も企業も、AIを積極的に活用し始めているんです。 この記事では、国税庁がAIをどのように活用し、税務調査の効率化を図っているのか。そして、民間企業がAIを使ってどのように税務業務を効率化しているのかをご紹介します。それぞれの立場から、AIが税務にどのような変革をもたらしているのかを紐解いていきましょう。AIがもたらす未来の税務を
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2024.11.29 新サービス「クレジット・ガイダンス」で信用力をチェック!創業融資への影響と対策
日本政策金融公庫の創業融資をお考えの皆さま、こんにちは。今回は、2024年11月28日から始まったCICの新サービス「クレジット・ガイダンス」について解説します。自分の信用力を客観的に知り、創業融資の審査に備えましょう。 CICとは何か? CIC(シー・アイ・シー)は、国が指定する信用情報機関で、個人のクレジットカード利用状況やローンの返済履歴などを管理しています。金融機関は融資やクレジットカードの審査を行う際、CICの情報を参考にします。 クレジット・ガイダンスとは? クレジット・ガイダンスは、CICが個人の信用力を200〜800点のスコアで数値化し、閲覧できる新サービスです。
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2024.11.12 STATION Aiを支える「知の拠点あいち」:あいちのイノベーション戦略を紐解く
STATION Aiと知の拠点あいちの連携 | 出典: 愛知県 近年、スタートアップを取り巻く環境整備の重要性が叫ばれています。そんな中、2024年10月31日にオープンしたSTATION Ai(ステーション エーアイ)は、国内最大級のスタートアップ支援拠点として大きな注目を集めています。STATION Aiについてはこちらの記事(https://yushi.stfconsul.com/stationai-startup-ecosystem/)で詳しく解説していますが、今回はSTATION Aiを陰で支えるもう一つの重要な拠点、「知の拠点あいち」についてご紹介します。 STATION Aiの知
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2024.10.15 複雑な税制優遇策を正しく理解し、日本のスタートアップを成功に導く税務戦略とは?
スタートアップ支援施策 日本政府はスタートアップ促進に力を入れており、エンジェル税制、ストックオプション税制など、様々な税制優遇策を導入しています。これらの制度は、スタートアップにとって資金調達や人材確保を後押しする強力な武器となります。 しかし、その複雑な要件や手続きを理解し、適切に活用するには、税の専門家である税理士のサポートが不可欠です。 成長を加速させる税制優遇策 スタートアップを支援する税制優遇策は多岐に渡り、それぞれ異なるメリットと要件を持っています。以下に主要な制度と活用ポイントをまとめました。 エンジェル税制 スタートアップへの投資を促進するための税制優遇です。投資額に応じて、
