【創業期限定】の優遇制度!日本政策金融公庫の融資を活用しよう
公開日 2024年6月7日 最終更新日 2024年9月30日
創業前あるいは創業間もない時期において、資金調達は大きな課題です。
日本政策金融公庫は、政府系金融機関として、創業者の夢を応援する存在です。
公庫の数ある融資制度の中でも、特に力強いサポートとなるのが「新規開業資金」という融資制度です。
【関連リンク】
こちらは創業期の企業を応援するため、創業期限定の優遇制度も設けています。
創業期限定の特別利率:金利負担を大幅に軽減!
新たに事業を始める方または事業開始後税務申告を2期終えていない方は、特別利率が適用されます。
これは、通常の金利から一律0.65%引き下げ(雇用の拡大を図る場合はなんと0.9%引き下げ)される制度です。
創業期にしか適用されないこの優遇制度は、資金調達の負担を大幅に軽減してくれるため、積極的に活用したいものです。
([参照]日本政策金融公庫|創業融資のご案内: https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/sogyoyushi.html )
経営者保証免除特例制度:個人保証の不安から解放!
「もし事業がうまくいかずに借金を返せなくなったら、自分の家や貯金まで取られてしまうんじゃないか…?」
「家族にも迷惑をかけてしまうかもしれない…」
借入の個人保証は、事業が失敗した場合、経営者個人が私的な財産で返済の責任を負うことを意味します。そのため、創業を夢見ていても、この個人保証の不安から一歩を踏み出せない方も少なくありません。
でも日本政策金融公庫では、新たに事業を始める方または事業開始後税務申告を2期終えていない方であっても、経営者保証を不要とする「経営者保証免除特例制度」が利用できます。
これは、万が一事業が失敗した場合でも、経営者個人の財産が取り立ての対象とならない、非常に心強い制度です。
ただし、この制度を利用する場合は、0.2%の利率が上乗せされる点にご注意ください。
([参照]日本政策金融公庫|経営者保証免除特例制度: https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/keitoku.html )
まとめ|創業時の不安を減らし、夢の実現へ!
日本政策金融公庫の新規開業資金の融資制度は、創業期に特化した魅力的な優遇制度を兼ね備えています。
特別利率の適用により、事業者の金利負担を大幅に軽減することができます。
また、経営者保証免除特例制度を利用することで、個人保証の不安から解放され、安心して事業に集中することができます。
創業は、資金調達だけでなく、様々な困難が待ち受ける道のりです。
しかし、日本政策金融公庫の融資制度を活用することで、創業時の不安を軽減し、夢の実現に向けて力強く歩みを進めることができるでしょう。
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