法人税の基本知識|申告期限や未納時のペナルティ、中間申告について解説
公開日 2024年5月21日 最終更新日 2024年7月11日
はじめに
創業融資を成功させるためには、法人税に関する基礎知識を身につけることが重要です。
このページでは、法人税の基礎知識として、決算日の調べ方、申告期限、申告・納付を怠った場合のペナルティ、中間申告について解説します。
決算日を確認する
法人税の申告や納付には、まず会社の決算日を確認する必要があります。決算日は、会社設立時に作成する定款(ていかん)に記載されています。定款は会社のルールを定めた重要な書類なので、大切に保管しておきましょう。
定款が見つからない場合は、税務署や都道府県税事務所に提出した法人設立届を確認することで、事業年度(決算日を含む期間)を知ることができます。ただし、定款は会社の運営に欠かせない書類なので、紛失した場合は必ず再作成してください。
決算日の調べ方について詳しくは、下記をご覧ください。
法人税の申告期限
法人税の申告期限は、原則として決算日から2ヶ月以内です。
例えば、決算日が3月31日の場合、法人税の申告期限は5月31日となります。申告期限が土日祝日にあたる場合は、その次の平日が期限となります。
法人税の申告・納付を怠るとどうなる?
法人税の申告や納付を怠ると、以下のようなペナルティが課せられる可能性があります。
申告書の提出を怠った場合
- 無申告加算税: 本来納める税額の5~20%が加算されます。
- 青色申告の承認取消: 2期連続で申告書を期限内に提出しないと、青色申告の承認が取り消されます。青色申告の承認が取り消されると、節税効果の高い優遇措置が受けられなくなるなど、多くのデメリットがあります。
法人税の申告書を提出しない場合のペナルティについて詳しくは、下記をご覧ください。
税金を納付しなかった場合
- 延滞税: 滞納した税額に対して、年利最高14.6%の利子が発生します。
- 融資の制限: 税金の滞納があると、銀行からの融資が受けにくくなります。
税金を納付しなかった場合のペナルティについて詳しくは、下記をご覧ください。
法人税の中間申告
前事業年度の納税額が一定額を超える場合、中間申告と中間納税が必要になります。中間申告は、いわば法人税の前払い制度です。
中間申告の必要性や具体的な手続きについては、下記をご覧ください。
まとめ
法人税は、企業にとって重要な義務です。決算日、申告期限、ペナルティ、中間申告について正しく理解し、適切な対応を行いましょう。
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法人税に関する手続きや納税は複雑で、専門知識が必要です。税理士は、法人税に関するあらゆる相談に対応し、企業をサポートします。
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